犬がトイレで寝る理由!困った癖を何とかしたい

可愛い愛犬との生活はとっても楽しくて、いつでもギュッとしていたいくらい愛しい存在ですね。
だけど、ワンコは何やら困った癖を身につけてしまうことがあります。
その一つが
「トイレで爆睡してるんですけど…」
子犬がトイレのトレーに頭を乗せて爆睡する姿を始めてみたときは、唖然ボー然で頭がパニックになってしまいますよね。
「ちょっと…辞めてよ~」
そう叫ぶ前に犬がどうしてトイレで寝てしまうのか?どこに理由があり、どう対処するのが正解なのかを落ち着いて考えてみましょう。
犬がトイレで寝る理由!こんな心理状態が原因かも
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— ルトの日常(たまにこむ) (@Alto_2024o) May 21, 2025
犬がトイレで寝てしまう理由には複数の要因が考えられます。ウチのワンコの環境に該当するものはないかチェックしてみましょう。
■犬がトイレで寝てしまう理由
- トイレトレーニングができてない
- 本来の寝床の居心地が悪い
- トイレの居心地が良すぎる
- トイレで寝るとかまってくれる
トイレトレーニングができてない
子犬ちゃんがトイレで寝てしまう理由の一つです。先ずはトイレトレーニングを実施して、トイレとベットを認識できるようにしましょう。
トイレトレーニングの基本は褒めること。犬の様子を観察しトイレに行きたがっていたら、トイレへ誘導してそこでさせる。成功したらしっかりほめる。
そのプロセスを繰り返すうちにワンちゃんはトイレを覚えるようになります。
本来の寝床の居心地が悪い
ワンちゃんの為に用意した寝床。実は犬にとって快適ではない場所になっている可能性があります。
広すぎる空間や逆に狭すぎる空間。
暑すぎたり寒すぎたりすると犬はそこで寝てくれません。
夏場は直射日光を避けるのが無難。自然環境では四方を壁に囲まれた洞窟のような場所が犬の寝床でした。
犬の寝床でそれを再現するには、ゲージを利用したり部屋の四隅に寝床を作ってあげるのが良いでしょう。
トイレの居心地が良すぎる
トイレの居心地が良すぎるとワンちゃんはトイレで寝るのに安心感を覚えてしまう場合があります。
犬は寝床や生活環境とトイレを一緒にするのを嫌う場合が多いです。
しかし、トイレに自分の匂いが残っていて「縄張り内」と安心してしまうと「ココで寝るか」となってしまうようです。。
また、トイレシートは適度な冷感があり夏場は心地よくなってしまう場合があります。
トイレの設置場所やゲージにも注意が必要です。壁の横や囲まれたゲージの中にトイレがあると、本能的に犬は安全な場所と認識しトイレが必要以上に安心な場所になってしまうことがあります。
トイレで寝るとかまってくれる
トイレで寝てしまった犬を見つけて「なんでこんなところで寝てるの」って思わず抱きかかえてしまったことありませんか?
賢い犬は成功体験を良く覚えています。
「トイレで寝ると飼い主さんに構ってもらえる」
それが成功体験として脳にインプットされたのが理由で、何度でもトイレで寝てしまう。
そのたびに飼い主さんは「も~っ」と怒りマー抱きかかえる…そんな負のルーティーンに陥っていませんか?
犬の躾は「叱る」より「褒める」ことが重要です。トイレで寝てしまったことを叱るよりも、ベットで寝れたときに褒めるようにしましょう。
トイレで寝てしまう犬をどうしたら?答えはベットの快適性
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— ポメラニアンのポンタ♡ (@ponta_dogs) February 28, 2025
トイレで寝てしまう犬の理由や心理はを説明しました。色々なポイントは有るのですが大きく枠組みをハメるとこういうことになりそうです。
■犬がトイレで寝る理由
トイレの方が居心地が良いのが理由
なるほど…トイレが必要以上に居心地が良くって寝てしまうということか。
では、トイレで爆睡している犬を本来の寝床であるベットに誘導するにはどうすればよいか?
答えはベットや寝床をトイレ以上に居心地を良くすることにポイントがあります。
犬の寝床の環境を良くするには?ベット最高ジャン
犬の寝床の環境は下記のポイントに気を付けるとよいでしょう。犬にベット最高ジャンと思ってもらえればOKなわけです。
でも、最高な環境を作るのって難しいので、犬にとってマイナスになるであろうポイントを削除する方向で進めていくのが簡単です。
■犬の寝床の環境を良くする
- 窓やドアの近くは避ける
- 狭くて暗い環境を作る
- 複数の寝床を作る
- 清潔に保ちつつ、清潔過ぎないように
- 犬が孤立してしまう場所は避ける
窓やドアの近くは避けて静かな環境を
窓やドアの近くは避けて静かな環境を用意するのが大切です。
人が頻繁に出入りするような場所では犬は落ち着きません。また直射日光があたるような場所は避けるべきでしょう。
洞窟が理想⁉狭くて暗い場所を好む
犬は洞窟など暗くて狭い場所を寝床として好むとされています。体の周りに壁があれば「身の安全」を確保しやすいから、というのが定説です。
また、人間と比較して犬は夜目が良く効くというのも理由の一つです。
複数の寝床を作って犬に選んでもらう
犬がトイレで寝てしまう理由は、トイレが寝床として快適な要件を一定レベルで要しているからです。
ベットと比較してトイレの方が勝ってしまっている可能性が高い。
では、ベットの居心地がトイレに勝利する確率を上げるためには??
ベットの数を増やしてみませんか?
1か所より2か所で、その時の気分や環境で犬に寝床を選んでもらえば、トイレより快適になっている可能性が高くなります。
寝床は清潔に!でも清潔凄ないように
犬は綺麗好きな動物だといわれています。寝床とトイレは別々にしたがる犬が多いです。
また、食べ残しが残っているベットは気に入らない犬が多い。
出来れば、ジャブジャブと洗えるベットが良いですね。
でも、洗いすぎもNGとされベットを洗う頻度は1週間から2週間に1度が良いとされています。
犬のベットは孤立しない場所を
犬は群れで生活する動物、というのは良く知られた事実です。
犬のベットの環境も一人ぼっちで孤立してしまわない環境がおすすめです。
自分の縄張りが確保でき、他から干渉されない自分だけの環境が理想ですが「孤立」してしまうのもNG。
過家族の気配が感じられるけれど、静かで落ち着くという絶妙な距離感がベストです。
トイレで寝てしまう理由と対処方法のまとめ
今回は犬がトイレで爆睡してる…その寝顔は可愛いけれど衛生的にも心配だし、なんでトイレで寝るよ!
そんな飼い主さんのお悩みに理由と対処不法を考えてみました。
犬がトイレで寝てしまう大きな理由は
- そもそもトイレと認識してない
- トイレがベットより居心地が良い
という2つの大きな理由がありました。子犬の場合はトイレトレーニングから始めるとよいでしょう。
同時に、ベットの居心地を向上させ、犬がベットを選んでくれるような環境作りが大切でした。
ポイントは、暗くて静かで涼しい場所。そして清潔で適度な縄張りです。
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